みわ眼科 岐阜市春近古市場 眼科

 

遠視・弱視

弱視とは?

【視力の発育】
  生まれたばかりの赤ちゃんの眼はまだよくみえておらず、生後一ヶ月くらいでようやく目の前のものの動きがわかる程度になってきます。その後、ものを見ることによって徐々に視力が発達してゆき、4歳頃までにはほぼ大人のレベルである視力1.0に達し、その後6歳から9歳くらいまで視力の発達が続きます。その発達途中ではっきりものを見ることができず、眼を使わなかったために視力の発達が不十分となり、視力の出ない状態を弱視といいます。ここでの視力は矯正視力で、眼鏡で視力が出る場合は弱視とは言いません。眼鏡をかけても視力が出ない状況を弱視と言います。

 

弱視はなぜ起こる?

【視性刺激遮断性弱視または廃用性弱視】
  先天性白内障や幼児期に片眼に眼帯をしていた、眼瞼下垂で見えない状態が続いたなど、眼底・脳に光や映像がとどかない状態でいると、使われなかった方の眼が弱視になることがあります。

【屈折異常弱視】
  両眼に強い屈折異常(遠視、近視、乱視)ではっきり見えない状態があり、眼鏡等を使わず矯正されないままでいると、両眼共弱視になることがあります。

【斜視弱視】
  斜視のため、どちらか一方の眼がいつも使われていない場合、弱視になることがあります。

【不同視弱視】
  片方の眼に強い屈折異常(遠視、近視、乱視)があり、そちらの眼がいつも使われていない場合、弱視になることがあります。

 

弱視の治療

  原因によって様々ですが、弱視の治療の基本は眼を使わせることです。しかし大人になってからいくら眼を使っても治りません。弱視が治るのは、個人差はありますが7歳から9歳ごろまでといわれています。
  大切なことは早期発見、早期治療開始です。年齢が小さければ小さいほど最終的に良好な結果がえられます。

【眼を使わせるために色々な方法を用います】
  具体的には、屈折異常弱視や不同視弱視の場合は、適切な眼鏡を適切な方法でかけていただきます。片眼だけの弱視の場合、アイパッチといって、良いほうの眼を眼帯などで覆い、悪いほうの眼だけを使うようにします。斜視弱視の場合には斜視に対する手術や、先天白内障の場合には手術が必要になることもあります。

【どういった事に気をつけていたらいいでしょうか?】
  乳幼児の視力異常は年長児や成人と異なり、自覚症状ではなく、家庭で家族が気づいたり健診で指摘されたりして発見されます。大きくなってからの治療には反応しないことが多いので、早期発見・早期治療がとても大切となります。そのためにも健診をきちんと受けていただくことがとても大切です。
  ご家庭では視線が合わない、ものを目で追わない、目つきが悪い、まぶしがる、涙が多い、片目を隠すと泣くなど、眼が見えていないような印象を受けるかどうかが大切です。
なにか気になることがあれば、すぐに眼科での検査を受けることが大切です。